向島支部の租税教育委員会の活動(令和7年度第1回開催)に参加しました

租税教室の教材

本日(2025/5/13)、東京税理士向島支部の「令和7年度第1回租税教育委員会の活動」に参加しました。

向島支部では、地域社会の貢献のために、租税教室や税務相談といった活動を行っています。

東京税理士会向島支部の社会貢献
向島支部HPより

本日は、その活動の一環で、「租税教室」の打ち合わせに参加しました。

以下、向島支部や租税教室の概要と、本日の活動内容について、差支えのない範囲で紹介します。

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目次

向島支部について

東京税理士会向島支部

向島支部は、東京税理士会の中でも極めて人数が少ない支部です。
(税理士の会員はおよそ80人前後です)

そのため、支部会員同士の距離感が近く、非常に繋がりが強い支部になります。

私も、実際に2024年5月23日に税理士登録をして入会しましたが、新人歓迎会・送別会・イベントなど、全員が積極的に参加して、お互いの顔が見える親しみやすさを感じています。

下町ということもあってか、先輩の税理士が後輩に積極的に声をかけてくれて、また、居づらくならないように、事務局の人も含めて皆フレンドリーに接してくれます。

参考の比較対象として、麹町支部は2,500人規模の組織で、特に新米税理士はお互いの顔が全く見えないという話をよく聞きます。

そのため、様々な活動機会なども巡ってくる向島支部に入ってとても良かったなと思っています。

租税教室について

租税教室の教材

「租税教室」は、次代を担う児童・生徒に税の意義や役割を正しく理解してもらい、税に対する理解が、国民各層に広がっていくことを願って開催しています。

国税庁HPより

そのため、各支部では地域の小学校で租税教室をお手伝いするために、税理士講師が登壇しています。

なお、税理士が租税教室に参加するためには、「租税教育講師養成研修会」に参加して、研修を終える必要があります。

「東京税理士会租税教育講師の登録・更新の流れ」や「租税教育実績・租税教育登録講師数」については、東京税理士会「租税教育」のHPで確認できます。

セキュリティ等の関係上、学校名や具体的な開催日時は伏せますが、向島支部として毎年、地域の小学校・中学校・高校で租税教室の講師を務めています。

授業は「講義形式」と「実習形式(街作りゲーム)」により、以下のような項目について学びます。

  • 国民と税金の関係性
  • 何故税金が必要なのか?
  • 税金の使い方
  • どうやって税金を集めているのか?

令和7年度第1回租税教育委員会(2025/5/13開催)の活動

本日(2025/5/13)の租税教育委員会は、以下について実施されました。

  • 租税教室の担当決め(日程・どこの学校を担当するか等)
  • 授業内容の確認

雰囲気は和やかであり(会議っぽい会議ではなく、地元民同士の付き合いのノリ)、ベテランも新米も仲の良い空間でした。

私は未経験の新米講師だったので、先輩の税理士が「授業のコツ」「昨年の雰囲気」などについて、親切に教えてくれました。

小学校・中学校の難易度調整や、来年以降の講師育成、担当者の負担感などのきめ細やかな配慮があり、担当決めが行われました。

今後、6月~7月のシーズンで租税教室が始まるので、私も地域貢献できるように努めたいと思います。

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